スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

彼岸会(ひがんえ)~そして、皆様へ…。

今日は彼岸の入り、今年も嫁さんの墓参りに行けそうに無い状況です。

この日記は、以前書いた日記をリライトしたものですが、当時の、そして、これからも変わることの無いじぶんからのメッセージをもう一度、一人でも多くの方に読んで頂き、そして、何かを感じて頂ければと思い、もう一度、日記にあげてみました。



嫁さんの葬式の喪主としてのエピソードです。



嫁さんの葬式、葬式前夜、葬儀屋さんから、「ご主人様はお若いようですが、どちら様が喪主をお務めになりますか?」と親族が聞かれている声を耳にした。

葬儀屋さんのもとに走り寄り、「冗談じゃない、あいつは俺の嫁さんです、他の誰にも喪主はやらせません!自分がやります!」

その後、葬儀屋さんから「喪主の挨拶は、こんな感じに話しましょう。」のような、例文を渡されました。

そこには、葬儀にでると、よく聴くような定型文が書かれていました。「こちらを読むか、自分で考えるか選んで下さい。」との事でしたが…。

「てめぇの嫁さんを送るのに、人が書いた文章を読めるかっ!?」
って話ですわ。


以下、私の喪主の挨拶より、皆さんにも何かを感じて頂ければ、と思う言葉を抜粋してみました…。

「昨夜、葬儀屋さんから、見事な喪主の挨拶の例文を頂きました、ただ、自分は、『自分の言葉』で嫁さんを送りたい、そして、自分の言葉と想いを皆さんに伝えたいと考えましたので、定型通りのご挨拶にならないであろう事を、はじめにお詫びさせて頂きます。」

「皆さんの貴重なお時間、ほんの少しだけ、私に下さい…。」

「そして、目を閉じて、思い浮かべて下さい、あなたが、大切だと思っている人を…。」

「今、皆さんの心の中に、思い浮かんだ人、それは、『親』、『兄弟』、『奥さん』、『旦那さん』『お子さん』、『恋人』、『友人』…、皆さん、それぞれだと思います…。」

「ここで、私から、お願いがあります、今、皆さんが、心に思い浮かんだ人に、今より、少し…、ほんの少しだけ、優しくしてあげてください、ほんの少しでいいんです、今より優しくしてあげて下さい。」

「それが出来なかった私は、最愛の妻を亡くしました。後悔なんて言葉では、片付けられない、無念さと、自分の無力さに押し潰されそうな、自分が今、ここにいます。」

「こんな後悔を、自分以外の、誰にもさせたくない、だから…、皆さんの心に思い浮かんだ人に、あと、ほんの少しだけ、優しくしてあげて下さい。」

「その、ほんの少しのやさしさで、その人は、幸せな気持ちに、なれるはずです、私にはそれが出来なかったから…。」

「皆さんは、大切な人を、その人に、伝わる形で、優しくして下さい、これが、私のお願いであり、皆さんへのお礼の言葉です。」


これが、自分のの喪主の挨拶でした。

そして、今も変わる事無く、俺の胸に刻みつけている想いであり、皆さんにも伝われば嬉しい想いです。

皆さんの大切な人へ、今よりも、いつもよりも、あと、ほんの少しだけの優しさや、思いやり、気遣いを…。

自分の様な思いをする人が一人でも減ってくれる事とともに、一人でも多くの人に、ささやかな、でも、何よりも大切な喜びが訪れる事を切に願います…。

彼岸の入りに、思い出させてくれた、大切な想いでした。
スポンサーサイト

テーマ:たいせつなひと。 - ジャンル:心と身体

  1. 2008/03/20(木) 18:43:19|
  2. MENTAL REBORN
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

メンタル疾患の彼氏彼女を持つ人達へ…(エピソード外伝)妻が戦っていたもう一つの病気

このエピソードは、公けにしないつもりのエピソードでした。
しかし、今後の嫁さんとの本編のエピソードを書き続けるにあたり、避けては通れない部分なのと、メンタル疾患を持つ人と、その他の持病を持つ人との関わり方の1つのケースとして、あえて、文章に残す事にしました。

嫁さんが戦っていたもう一つの病気、それは、俺の持病でした。

今でも、患ったまま、医師からは、「完治は無いと思って下さい」と言われている病気です。

発病は二十歳頃、病名が分かったのは、嫁さんと同棲をはじめて、最初の冬、部屋で、意識を失っている俺を見つけてくれた嫁さんが、強引に何件もの病院を連れ回してくれたおかげでした。

持病の病名は『群発頭痛』と言うものでした。

以下、参考文献からの引用と思い出を絡めて、書き綴ってみようと思います。

まずは、『群発頭痛』の説明から。


群発頭痛は、一般にはあまり知られていない頭痛で1万人に一人程度の発症率で、発症のメカニズムについては、まだまだ明らかにされていない点が多いが、頭部の血管の拡張が関わっているのではないかと考えられている。

群発頭痛の最大の特徴は1年から2年に1回から毎年1~2度、1か月から3か月に渡る「群発期」に毎日のように発症するという人が多く、痛みは数ある頭痛の中でも群を抜き、痛みの強さは桁ちがい、お産などよりも痛いとされ、心筋梗塞、尿路結石、と並び生きているうちに味わえる三大痛の一つとされ、別名「自殺頭痛」とも呼ばれている、痛みの表現として、「きりで刺されるような」「目がえぐられるような」と表現されるように、耐えられないほどの強さであり、痛みのあまりの痛さに横になっていることもままらず、動き回ってしまう程である。

実際、自分自身、痛みに耐えかね、壁や柱に頭部を打ち付けたり、ハサミや包丁で、こめかみを突こうとした事もあり、必死に嫁さんに止められた事もある、今にして思えば、相当な心労と、不安感を発作のたびに与えていたと思う。

また、目の後ろを通っている血管が拡張して炎症を引き起こすため、目の奥の痛みを自覚するようである。また、この血管を取り巻いて、涙腺のはたらきや瞳孔の大きさをコントロールしている自律神経が刺激されて、涙・鼻水が出る、瞳孔が小さくなるといった症状も伴う。

自分の場合も、深夜や早朝に発作を起こし、嫁さんに患部を冷やす為の保冷剤を渡されたり、体を温めて貰ったりと、文句の1つも言わず動いてくれていた嫁さんだが、かなり無理をしていたと思う。

嫁さんが病院を連れ回してくれたおかげで、痛みをコントロールする薬にも出会う事が出来た、効果時間や用途に応じて、数種類を飲み分けるのだが、元来、24時間以内の併用が禁忌になっている薬を、仕事の状況によって飲み分けていたので、副作用も心配された、特に嫁さんに心配されていたのが、高度の血管収縮と、狭心症、心筋梗塞。

血圧に作用する薬なので当然だが、薬の管理にも嫁さんは神経を使ってくれていた、この薬に関しては、現在でも、諸刃の剣ではあるが、非常にお世話になっている、今は、自己管理しなければいけないので、リアルに、命懸けだったりしますが。(笑)

そして、「群発期」に最も辛いのが、禁酒です(苦笑)

全てのアルコールが禁止になり、挙句の果てには、奈良漬すら禁止…、呑み助にはかなりキツイ拘束です…(泣)
1~2か月で嘘みたいに頭痛は消えてしまうんですがね…(笑)

仕事には支障が出ない薬の飲み方も学習してますし!
まぁ、この病気とも、10年以上の付き合いですし、皆さんに心配を掛けたくてこんな日記を書いたわけでは無いので、ご心配なく。(笑)

ただ、今後の日記の本編内に、『群発頭痛』という単語が出て来る事があると思うのでどう言う頭痛だったかを覚えておいて頂ければと言う事と、自分自身たくさんの病気を抱えたまま、俺を看てくれていた嫁さんの葛藤が少しでも伝わればと、今回の日記を書いてみました。

テーマ:たいせつなひと。 - ジャンル:心と身体

  1. 2008/03/13(木) 12:31:22|
  2. メンタル疾患の彼氏彼女を持つ人達へ…
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

メンタル疾患の彼氏彼女を持つ人達へ…(エピソード14)

このエピソード達は、俺と、今は亡き、嫁さんが過ごして来た時間を懐古しながら、今現在、そういった状況で、悩んだり、困ったり、つまづいたりしている、人達の何かの役に立てればと思い、不定期で、自分と嫁さんのエピソードを、ノンフィクションで、書き綴っているものです…。

現在進行形の物語ではないので、ご注意を…。



エピソード14「携帯電話」

嫁さんのお腹に自分の子供がいる…。

その現実。

昨日までの嫁さんと、今日の嫁さんがまるで別人の様に思える不思議な感覚…。

まだ、ぼんやりとだけれども、もう一人、俺が守らなければいけない人間が出来たんだなと感じていた。

「お前さぁ?、っう事は昨日までも妊婦さんだったってことだよねぇ…?」

「うん、そうなるよねぇ、普通に考えたら。(笑)」

「俺のお前に対する扱い、雑だった?」

「うん、雑だった!(笑)」

「ごめんな、これからは気を付けるわ。」

「よしよし、今更気付いたか、もっともっと大事にしていいよ(笑)」

「あとさぁ…、俺、出産の事とか、なんにも分かんないから色々教えてな。」

「わたしだってはじめてだもん、こっちが聞きたいくらいだよ(笑)」

「まぁ、俺に出来る事があったら、何でも言っていいからな。」

「今、何でもいいって言ったよね!」

「うん、言った。」

「なりさんさぁ、前から約束してたの覚えてる?」

「何?っうかどの約束だ?、お前とは色んな約束し過ぎて、どれだかわかんねぇよ。(苦笑)」

「赤ちゃんができたら、携帯電話持ってくれるって約束したでしょ!」

「そう言えばしたね、そんな約束…。」

「何、その不満そうな顔は…?、もういい加減にいつでも連絡できる様になってよ!、もう、自分ひとりじゃないんだよ!、わたしだって、ずっと心配してたし、辛かったり、寂しかった時も、ずっと我慢してたんだよ!、なりさんが携帯電話嫌いだって言ってたから…。」

はじめは、冗談まじりに話そうとしていたのであろう嫁さんの言葉が、後半は涙声の訴えになっていた…。

今にして思えば、当時の嫁さんは本当の意味で、「我慢」していたんだと思う、鬱を抱え、パニック障害を抱え、その他にも様々な症状を抱えていた嫁さん。

一番頼りたい人間と、自由に連絡が取れない状況での不安や寂しさは、想像を絶する辛さがあったろうと思う、「我慢」してくれていたと言うよりも、「我慢」させていた、というのが本当のところなんだと思う。
当時でもすでに、携帯電話を持っているのが当たり前の時代だったのだから…。

「分かった、持つよ、持つ、ただ、何処で買うのかとかどの機種がいいとか、全然わかんねぇから、今度の休みの時に、買いに行くの付き合ってくれよな。」

「本当!!、今度の休みね?、絶対だよ!!」

数日後、久しぶりに、子供みたいにはしゃぐ嫁さんと、携帯電話を買いに行く…。

「一番早く繋がるところにしようね!機種とかどうでもいいでしょ?」

「分かった分かった、みんなお前に任すから。(苦笑)」

「やっと、なりさんが携帯持ってくれた!!」

俺の携帯電話が繋がった日、あの時の嫁さんの喜び方は、当時の俺にとって、理解の範疇を超えていた。

嬉しかっただけじゃなく、安心したんだよな?

今、この文章を書きながら、嫁さんに答えを聞いたりしてみる…。


娘が繋いでくれた、携帯電話のお話でした…。






続く

テーマ:たいせつなひと。 - ジャンル:心と身体

  1. 2008/03/04(火) 22:28:04|
  2. メンタル疾患の彼氏彼女を持つ人達へ…
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。