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メンタル疾患の彼氏彼女を持つ人達へ…(エピソード10)「結婚式」

このエピソード達は、俺と、今は亡き、嫁さんが過ごして来た時間を懐古しながら、今現在、そういった状況で、悩んだり、困ったり、つまづいたりしている、人達の何かの役に立てればと思い、不定期で、自分と嫁さんのエピソードを、ノンフィクションで、書き綴っているものです…。

現在進行形の物語ではないので、ご注意を…。



エピソード10「結婚式」


入籍から丁度一週間後、青山で、式を挙げる。

参列者は、俺の両親と親戚代表2名、嫁さん側は、結局、家族(と、戸籍上呼ばれていた人達)のみに落ち着く…。

俺達自身、盛大に式を挙げたいとは考えていなかったが、嫁さん側は、娘が結婚をする事さえ、親戚に報せていなかったらしい…。

事実、電報の1通も嫁さん側の親族からは届かなかった…。

精神病(あえてこう書く)の娘と、一流企業に勤めていない若造の結婚、下らない偏見、もう怒りを通り越し、もはや、滑稽にしか見えなかった。(苦笑)

社交辞令のご挨拶を交わし、気を取り直して、それぞれ、正装に着替える、メイクや、ヘアメイクを終え、写真を撮りに向かう…。

純白のドレスに着替えて、照れくさそうに俺の前に立つ嫁さん…。

「似合うかな…?っていうか、今日ぐらい可愛いって言え!(笑)」

「(苦笑)先に言うな!、綺麗だよ、見違えた。(笑)」

「一言多い!(笑)、写真撮りに行くよ、今日だけは写真嫌いだとか、絶対言わせないからね!!」

「はいはい、今日は覚悟して来てるよ。(苦笑)」

写真を撮りながら、はしゃぐ嫁さんを見て、素直に、こいつを嫁さんに選んで良かったと思った…。

式の入場の仕方や流れを説明され、式が始まる。

パイプオルガンの音が流れ、嫁さんが親父さんとヴァージンロードを歩いて来る、中央で俺が、嫁さんの腕を取り、神父さんの前まで、エスコートする。

この時点で、伏し目がち、嫁さんの瞳が潤んでいるのが分かる…。

神父さんが結婚誓約書を読み上げる…。

病める時も、健やかなる時も~死が2人を別つ時まで、お互いを愛し続ける事を誓いますか?の様な誓約だった…。

お互いそれを誓い合い、指輪の交換、誓いのKISS、不思議なほど、緊張が無い、まるで、2人だけの時間だと錯覚するほどに…。

最後に神父さんの言葉をもらう。

『愛はすべてを包み、すべてを信じ、すべてを希望し、すべてを耐え忍ぶ。』と言う言葉だった。

式の流れが終わり、聖歌隊に見送られ、嫁さんをエスコートしながら退場、俺の腕に組み付いている嫁さんを横目に見る…。

嫁さんの頬をヒトスジ流れる涙に、俺が背負ったものの大きさを感じる、重いとは感じない、心地よいプレッシャーだった…。

その後は、通常の披露宴にあたる食事会をして、そのまま新婚旅行へ…。

ある意味、本当の2人の『家族』としての生活が始まった。




続く







結婚誓約書の一文、『死が2人を別つ時まで、お互いを愛し続ける事を誓いますか?』嫁さんは、この誓いを文字通り、守り続けてくれ、そして逝った…。
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テーマ:たいせつなひと。 - ジャンル:心と身体

  1. 2007/11/04(日) 11:18:10|
  2. メンタル疾患の彼氏彼女を持つ人達へ…
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  4. | コメント:0
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